ピアニスト南野陽子の「見聞録@ヨーロッパ」

音楽&文章によるコンテンツ工房をめざして♪

【アルチンボルド展・国立西洋美術館】〜ハプスブルク家の宮廷画家&アートディレクター

image


イタリア・ミラノ出身の画家

ジュゼッペ・アルチンボルド。




ウィーンの美術史美術館で

この画家の謎に満ちた寄せ絵が



ブリューゲルや

フェルメールなどの超有名作品と



同じように陳列されているのを

昔から不思議に感じていた私は



日本で初めての

本格的アルチンボルド展に

足を運んでみました。







今回の展覧会では


マクシミリアン2世に捧げられた

各4点からなる

『四季』と『4大元素』が



複数バージョンの中から

全点すべて揃えられています。

(何という豪華さ!!)





そして

それらの作品には皇帝を礼賛する

高度に知的なモティーフが

思う存分散りばめられていて



アルチンボルドが

ハプスブルク家のお抱え宮廷画家だったからこそ

知り得た知識を豊富に持っていた事が

説明されています。







それだけではなく

今回の作品には



アルチンボルドが

宮廷の祝祭行事の企画演出を


手掛けていたデッサンなども

展示されていて




アルチンボルドが

画家としてだけでなく



宮廷のアートディレクターとして

祝典のイベント・プロデュースを

手掛けていた事も

知ることができます。





この展覧会では


アルチンボルドは

謎に満ちた寄せ絵を描く画家

…というだけでは収まらない



博識で

機知に富んだ



しかも

抜群の自己プロデュース能力を持って



ハプスブルク家3代皇帝に仕え

宮廷社会を生き抜いた人だった様子を

伺い知ることができます。





…というわけで

展覧会を見終わる頃には

私も今までよりずっと



アルチンボルドの作品を

興味深く鑑賞出来るように

なっていました♪♪













【レオナルド×ミケランジェロ展 三菱一号館美術館】

【レオナルド×ミケランジェロ展 三菱一号館美術館】2017

この展覧会では

15世紀イタリア・ルネサンスの巨匠

レオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロの




素描、手稿、書簡などが

見比べながら鑑賞出来るようになっていて




有名な作品の

創作過程の舞台裏(!?)を

見せてもらっているような感じです。




でも、

そこはさすがルネサンスの巨匠



素描だけでも

息をのむような迫力の

芸術作品ばかりです。




私は、

この展覧会を

10代の頃の自分に

鑑賞させたいと思いました。



…というのも、

展示されている手稿の中に



レオナルド・ダ・ヴィンチの

独学のラテン語語学ノートを

発見したからです。



その語学ノートには

細かい几帳面そうな字で



ラテン語の単語がびっしりと

書き記されていて



レオナルド・ダ・ヴィンチの

「ラテン語を習得したい!」

という熱意が伝わって来るようでした。




驚くことに

レオナルド・ダ・ヴィンチは

ラテン語とギリシャ語を理解しない頃の自分を



「無学の人」と称して

コンプレックスを感じていたそうです。







私が10代で入学した

ウィーンのGymnasium(ギムナジウム 高等学校)では

ラテン語が必須科目だったのに



途中転入した私は、

全く授業について行けず

頭痛のタネだっただけでなく




現在、世界で話されていない言語を

時間をかけて勉強することに

何の興味も意味も見出せませんでした。




手っ取り早く

ピアノに成果を出せるような事にしか

興味のなかった

あの頃の自分に





ルネサンスの巨匠は



一つの作品を生み出すのにも

これだけの膨大な試行錯誤と努力を

重ねていたんだよ…




と、

伝えたい気持ちになりました♪♪








ルカス・クラーナハ《林檎の木の下の聖母子》@エルミタージュ美術館展

image










六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーの

エルミタージュ美術館展に行ってきました。




印象的だったのは

ルカス・クラーナハの

《林檎の木の下の聖母子》。




上の写真だけでも

感じてもらえるかもしれませんが


実物の色彩はあまりに美しすぎて

思わず作品に吸い込まれそう……





ドイツ出身ですが

ウィーンにも

ゆかりの深いクラーナハが



聖母子の背景に描いたのは

ウィーンのドナウ川だそうです。





ウィーン好きの私は

この作品が

もっと好きになっちゃいました♪♪







東京の梅雨入り&アジサイ♪♪

アジサイ2014



















先日メンテナンスしたばかりの

ピアノの鳴りが

早くもビミョーになって来たと思ったら…



東京も

昨日から梅雨入り。

昨年より5日早いそうです。




梅雨の時期は

どんなに除湿しても

ピアノの調子が悪くなるし




体調もすっきりしなくて

ヨガでもしたい感じになります。




しかも今日の東京は

一日中ず〜と雨、雨、雨。。。



でも、そんな空模様の中

外出先で

あざやかに咲くアジサイを発見!!



…思わず、

気分まで明るく和みました♫♪





 

ウディ・アレン監督最新作〜映画『ブルージャスミン』@渋谷Bunkamuraル・シネマ

2014-05-23-21-20-01
































主役のケイト・ブランシェットが

アカデミー賞の主演女優賞を受賞したことで

話題となった『ブルージャスミン』を観ました。




この映画のストーリーは

ある元セレブリティ女性の

転落した人生の前後を交錯させて描いたもの。




内容は

かなりシリアス…にもかかわらず



この映画には

独特なユーモアのセンスがちりばめられていて

通常笑いが起こりえない場面で

観客の笑いを誘っていました。




主役の女性も

過去の華やかな暮らしが忘れられず

見栄をはった言動を繰り返す場面なんかは



もう典型的な「イタ過ぎる女性」という感じなのですが

…でも…なんだか憎めない。





心温まるユーモアのセンス…と言った感じ?



その一方で、現実をクールに観察することも大切だよ…

と教えてくれているような…。





鋭い観察眼で

人間の本質に迫って





人の弱さや愚かさも含めた

人間そのものが
愛すべき存在なのさ…と思えるようになったら

こんな映画が創れるのかしら?





…なんて感じるような

不思議な魅力にあふれる作品…でした♪♪






 

高温多湿が苦手なピアノ♪♪

Klavier





















なんだか

このところ急に

蒸し暑くなってきましたね…




今週は

ピアノの調律と

メンテナンスをしてもらいました。




上の写真は

メンテナンスの途中で

鍵盤部分をピアノから取り出したところです。




こんな風に


ピアノは外側の黒塗り部分だけでなく

鍵盤の部分も木で作られているため

暑さと湿気にとても弱いんです。



温度や湿度が上がり過ぎると

音が狂いやすくなったり

鳴りにくくなったりするんですよ。 





これから梅雨 

そして暑い夏と

高温多湿の季節がやってきます。




暑さや湿気に弱いのは

私達も同じですよね …




自分とピアノ両方の

体調管理(!?)に

気をつけなくっちゃ…と思います♫♪


 

nori&掛札拓郎&KenAoki@UNIVERSAL MUSIC WORLD DANCE『レディ・ガガ・ダンス』

nori



































最近、テレビなどで話題になっている

UNIVERSAL MUSIC WORLD DANCEの

レディ・ガガ・ダンス。



GWの3日、4日は

TIP.X TOKYO FESTA(新宿、渋谷)で行われた

ショーケース付きイベントレッスンに

参加してきました。




今回のイベントは


私がいつもレッスンを受けているnoriさん(写真中央)が中心となって


掛札拓郎さん(写真左)とKenAokiさん(写真右)がジョインするという豪華バージョン。





イベントの冒頭から

このダンサー3人のショーケースで

圧巻のレディ・ガガ・ダンス『Born This Way』が披露され

いきなり会場がお祭りのような騒ぎになりました。




この勢いに乗って

私も含めて参加者は
すっかりレディ・ガガになりきって(!?)

踊ることが出来たように思います…(笑)





さらなるサプライズは…



なんとショーケースがもう一つ残されていたこと。




クールダウンの後に披露された

ジャスティン・ビーバーの『Baby ft.Ludacris』…




ダンサー3人の



曲のイメージそのままの情感溢れる表現力と

激しい気持ちのぶつかり合いが伝わってくるような

切れのある動きに酔いしれながら




こんな素敵なダンサーさんに踊ってもらえるような

曲を創ってみたいな…なんて

フレッシュな感動と刺激をプレゼントしてもらいました♪♪







 
最新のコメント
記事検索
 


南野陽子(なんのようこ)
ピアニスト

幼少期より中近東、アジアなどの異文化圏で過ごす。15歳でウィーンに単身留学後、ミュンヘン国立音楽大学卒業。以後、パリ、ザルツブルクを拠点にヨーロッパで研鑽を積み、演奏活動の他、ザルツブルク国際アカデミーでは後進の育成にあたる。独仏等6つの外国語を使いこなすコスモポリタン。
トリオ・チルコ



帰国後、新しい形のヒーリング音楽「アクティブ・ヒーリング」を体現するアルバム「ザ・スピリット」を企画、プロデュース。「トリオ・チルコ」というユニット及び制作チームを発足させ、自らもピアニストとして演奏に加わった。


東京ベイの夜景
視聴はこちらへ







【ディスコグラフィー】
【お気に入りサイト】


  • ライブドアブログ