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イタリア・ミラノ出身の画家

ジュゼッペ・アルチンボルド。




ウィーンの美術史美術館で

この画家の謎に満ちた寄せ絵が



ブリューゲルや

フェルメールなどの超有名作品と



同じように陳列されているのを

昔から不思議に感じていた私は



日本で初めての

本格的アルチンボルド展に

足を運んでみました。







今回の展覧会では


マクシミリアン2世に捧げられた

各4点からなる

『四季』と『4大元素』が



複数バージョンの中から

全点すべて揃えられています。

(何という豪華さ!!)





そして

それらの作品には皇帝を礼賛する

高度に知的なモティーフが

思う存分散りばめられていて



アルチンボルドが

ハプスブルク家のお抱え宮廷画家だったからこそ

知り得た知識を豊富に持っていた事が

説明されています。







それだけではなく

今回の作品には



アルチンボルドが

宮廷の祝祭行事の企画演出を


手掛けていたデッサンなども

展示されていて




アルチンボルドが

画家としてだけでなく



宮廷のアートディレクターとして

祝典のイベント・プロデュースを

手掛けていた事も

知ることができます。





この展覧会では


アルチンボルドは

謎に満ちた寄せ絵を描く画家

…というだけでは収まらない



博識で

機知に富んだ



しかも

抜群の自己プロデュース能力を持って



ハプスブルク家3代皇帝に仕え

宮廷社会を生き抜いた人だった様子を

伺い知ることができます。





…というわけで

展覧会を見終わる頃には

私も今までよりずっと



アルチンボルドの作品を

興味深く鑑賞出来るように

なっていました♪♪