音楽＆文章によるコンテンツ工房をめざして♪
ウィーンでのデザートの王様は『アプフェル・シュトゥルーデル』
というりんごのケーキです。
他にも沢山美味しくて人気のあるケーキはあります。
でも、この「アプフェル・シュトゥルーデル」は
ウィーンでは、どのカフェやレストランのメニューにも
必ずある超定番のデザートなのです。
薄く伸ばしたパイ生地に、
りんごのかたまりがシナモンと一緒にドンッと入っていて
とても美味しいのですが
たいてい食べ切れないくらいの大きさで出てきます。
ある時、市内ではそこそこ有名なレストランで
歓送迎会をした時のこと。
前もってメニューを決めてあったにもかかわらず
デザートの時間になってもなかなか
『アプフェル・シュトゥルーデル』が出て来ません。
幹事の人が催促したところ
頼んであった『アプフェル・シュトゥルーデル』とは
別のデザートが出てきました。
「え？」という私の顔を見た幹事の人曰く
「アプフェル・シュトゥルーデルが失敗しちゃったそうなんです。」
とのこと。
「えぇ〜！こんなレストランでもそんなことが起きるんだ！！」
と思わずビックリしましたが
なんだか親しみを感じてしまった一件でした♪（笑）
昨日ご紹介したウェッジウッド以外にも
ヨーロッパには沢山の高級食器ブランドがあります。
それぞれのお国柄が表れているだけでなく、産地の地名が
そのままブランド名になっていたりするものもあるので
普段は食器に興味のない方でも
豆知識として楽しんでいただけるのではないでしょうか？
‥といわけで今日は簡単にヨーロッパの高級食器のご紹介です。
この２大ブランドは品質、お値段共にトップクラスです。
オーストリアのアウガルテンも素晴らしい品質を保っています。
その他にもフランスのリモージュ、
イギリスにはウェッジウッド以外にもロイヤル・ドルトンなどがあります。
また、食器ではありませんが陶器のアートで知られる
スペインのリアドロなど、数えあげればきりがないほど
ヨーロッパには興味深い高級食器ブランドが沢山あるんですよ♪
「ヨーロッパではクリスマスにはシャンパンを飲むんですか？」
とよく聞かれます。
確かにヨーロッパではクリスマスを始めお祝いの時には
発泡性のワインを飲むことが多いです。
日本では「スパークリング（発泡）ワイン＝シャンパン」
のような使い方をすることがありますが
シャンパンとは正確にはフランスのシャンパーニュ地方において
定められた製法に従って作られたものだけを指します。
シャンパンはヨーロッパでも高級品として認められていて
その分お値段も高いのです。
ですから普通にはそれぞれ地元の発泡ワインを
楽しむことの方が多いと思います。
例えば、ドイツ・オーストリアではゼクト（Sekt）
イタリアではスプマンテ（Spumante）、プロセッコ（Prosecco）
スペインではカバ（Cava）などがあります。
それぞれとても美味しいだけでなく
その土地の料理との相性は抜群です♪
